岩瀬仁紀：投手

岩瀬仁紀

略歴

• 愛大時代、外野手として通算安打数歴代２位。


• ９年連続５０試合登板のプロ野球タイ記録。07年３年連続４０Ｓを記録。

球種

球種/球速/頻度

• ストレート/140前半/◎


• シュート（2シーム）/130後半/○


• スライダー/120後半～130中盤/◎


• シンカー/130前半/△


• ナックルカーブ/120中盤/×

投球スタイル

ほぼストレートとスライダーのみの組み立て。スライダーは球速120後半の曲がり大きなものと、130台のカットボールのように鋭く小さく曲がるものを使い分けている印象。また、右打者の場合は外のボールゾーンからアウトコースギリギリへ食い込ませる、いわゆる「外スラ」を効果的に配球。一つの球種で多くの配球パターンを持つ、まさに伝家の宝刀。05年は60試合に登板し、驚愕の被本塁打ゼロ。
近年、ファスト系の球威が落ちてきたとされる。制球も全盛期に比べて落ち、高めに浮くボールも増え、被本塁打も目立つようになってきた。しかしそれでも、好調時は打者が手元で消えると称したスライダーは健在。空振りを奪う場面こそ減ったが、右打者を詰まらせ、左打者にひっかけさせるにはまだまだ十分なキレ。